レッスルエンジェルスシリーズの妄想を放り投げるプログでした。今はゲーム話とTRPGがメイン?
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サバイバー2リプレイSS ストレスなあなたへの処方箋
すでにリプレイでも何でもない状況のサバイバー2リプレイSSです。すいませんごめんなさい。金森を活躍させたかったからというただそんだけでこのグタグタ。前回はこちら。

内容 緊張してます。

続きからより。サバイバー2のプレイを元にして書いていますが、基本的に創作です。独自設定や、現実的でないこと、プロレスにそぐわないこと、不当に扱われているキャラ等々、色々問題は多数発生しているかと思いますが、ご容赦のほどを。基本的にテキトーに書いてますのでご了承ください。

団体名 風月会 1年目7月、旗揚げ興業前。
社長「えっと、これマジっすか?」
霧子「大マジです」
秘書である霧子の顔には、いつもと同じ美麗な笑顔。平然としすぎて逆に恐ろしい。対照的に社長の青い顔からは脂汗なるものがだらだら流れている。
社長「し、しかしこのファイトマネー額、参加できない選手全員のの倍くらいあるんだが?」
霧子「アメリカの超一流選手ですからね、そう言うものです。それでも半額くらいなんですよ?」
社長「そいつは破格だな……」
霧子「ええ、参加出来なくなった選手の飛行機代や宿泊費も向こう持ちと約束して頂きましたし、ほんとGWAの方々は太っ腹です」
社長「それでも、この額は我が団体の現金が空にするには十分なんだよな。今回、満員御礼になったとしても、だ」
霧子「……」
社長「……」
霧子「……私のお給料、支払って頂けますよね?」
社長「……善処する」

昔、ミスコンで感じた伸び伸びとした高揚と今とでは何が違うのだろうか。自信? それとも体調? 今のどんよりとしている癖に激しい鼓動は、ぴっちりした試合着のせいで、その嫌な感じをはっきり意識できる。当初は興奮以外感じなかったのであるが。
金森(ホント、どうしようか、これ)
頭の隅で、どこか他人事のように金森は思う。人によっては、強度のストレスで胃が痛くなったり吐き気がしたり呼吸が苦しくなったりするそうだが、自分は胸にくるらしい。燃えている時の動悸は、ふんわりあったかくて気持ちがいいのだが、今は空回り気味と言った所か。とにかく落ち着こうと、パイプ椅子に座ったまま瞑想とかみたいに目を閉じるけれど、苛立たしい気分がそう簡単に消えたりはしなくて、
社長「よう、金森」
金森「ひゃう!」
いきなり、声をかけられて変な声をあげてしまう。社長は訝しげに、
社長「調子はどうだってつーか、どうした? 何かあったのか?」
金森「う、ううん何でも! いきなり声を掛けられたから驚いただけ」
箸が転がっても驚きそうだよね、この調子だと。意識の片隅でもう一人の自分が嫌らしい笑いを浮かべているように金森は感じる。
社長「そうかい。で、調子は? 練習後だけど疲れているとかは大丈夫か?」
金森「その辺りは問題ないんだけど……」
実際、体は大丈夫である。ちょっと前にスパーこそしたが疲れは感じないし、何処か痛む所もない。心の中だけに問題がある。啖呵をきって無理に出してもらった手前、あがりきって右も左も分かりませんとは、ちょっと恥ずかしくて言い難い観なのだが、
金森(ま、無理してもしょうがないよね。ヤバいものはヤバいんだから)
頭の中で苦笑をしながら、次の言葉を頭の中でリプレイしておく。ちょろっと笑顔で心配させないように冗談めかして、うん、OK。
社長「どうした?」
金森「緊張してる、すっごく」
そう思っていたのであるが、自分でもわかるくらい固く重々しい声が響いて金森はびっくりする。浮かべた笑顔もひきつったようで、これでは逆に気にかけてしまうだろう。
金森「いや、そのあのね、体には問題ないからたぶん大丈夫だと思うんだけど」
発した言葉はとってつけたみたいで焦る気持ちが丸わかり、カッコ悪さに耳が赤くなってくるのを金森は感じる。う~む、本格的にヤバイっぽい。
社長「ま、いきなりの初試合だからな、緊張するのも仕方ないだろう。深呼吸でもしてみたらどうだ?」
金森「それ、効果あるのかな?」
社長「あ~ あんまりなさそうだよな」
多少すっとはするのであるが、胸の固さが抜けるとか言うのはなく、すぐさまムカムカが戻ってくるのは社長も自分自身で経験済みだ。
社長「俺も緊張した時はよくやるけど、それでリラックスして、なんてのはな。深呼吸とかは科学的な裏付けはあるんだけどさ。副交感神経とか何とかの」
そう蘊蓄を垂れつつ、社長はこめかみを軽くつつく。どうアドバイスしたものか。やってみれば効果があるかもしらんと勧めるのも考えだろうが、上がりきっている子に効果があると思えない事を推すのは誠実とは言い難い。
社長「そうだなぁ…… 金森、ちょっとバンザイしてみろ」
金森「こう?」
そう言って首を傾けつつも素直に両腕を上げた金森に、社長は変な笑顔を浮かべ腕を広げて手をワキワキさせながら、
社長「うりゃ!」
金森「え、え、ええ!?」
いきなり抱きすくめられて金森の頭が真っ白になる。その隙を突くように、
社長「よっと!」
社長の指先は金森の脇をこしょこしょとこすりだす。
金森「ひゃはははははは! ちょっと何すにゃはふぅ! やめやみるぃ!」
いわゆる、くすぐりというやつ。いきなり、甘いようなちりちりつつっとするような感覚は、笑いを呼び起こして金森の眼端から涙を出させる。脇をしめて守りを固めようとするが、すでに下に来た手を挟んでも指の動きは止められない。耐えきれず、逃げるように椅子から転げ落ちるも、社長に追撃されて覆いかぶさられる様な形になる。
社長「そらそらぁ! ここがええんか! ここがええんか!」
金森「しゃ、社長駄目だってば! ダメひゃあん!」
金森は社長の腕を掴んだり体を押したりして引き離そうと暴れるが、彼女の細腕では抵抗と言うものにはならない。手を彼女を脇にねじ込んで強引にくすぐっていくと、金森のかわいらしい声やら、きゅっと閉じた涙目な瞳やら、少し赤みが差しだした頬やらに、何やら刺激されたのか腹の中から盛り上がってきてしまう。そんな風に、社長は目を妖しく輝かせて、金森の毛のないプにプにした脇を、さらに指をむちゃくちゃに動かす。
金森「駄目だって言ってるでし! この!」
社長「おりゃおぐはぁ!」
下からいきなり股間を蹴りあげられ悶絶してごろごろ転がる社長、それをくすぐり地獄からぬけだした金森は見下ろしながら、両脇を庇うように手で抱え、頬を上気させたまま端に涙を残して睨みつける。
社長「ぐ、ぐぅ…… ナイスキック過ぎだぞ…… 壊れたかもしれん」
金森「自業自得! どさくさまぎれて胸だって触ったし!」
社長「そ、そうか? それはすまんかった、脇の感触と変わんなかったからきづがふぅ!」
とりあえず、手ごろな位置にあったので社長の顔を割と本気でサッカーボールキックしておく。
金森「薄くないもん! 日本人はこれくらいが平均なんだから!」
社長「顔を蹴るのはやめてくれ…… 鼻が折れるかと思った」
立ち上がりながらスンスンと鳴る鼻を押さえる社長に、金森は、ぷく~と軽く頬を膨らませる。
金森「ふ~んだ! だいたい、いきなりどうして胸なんて触るのさ!」
社長「いや、胸を触ったんじゃなくて脇をくすぐったんだが」
金森「どっちでもいいよ! さっさと理由!」
金森の声が一オクターブくらい上がらせ握り拳を作り始めたのを見てとり、社長は慌てて、
社長「ああ、緊張していたみたいだからな、それをほぐそうと思って」
金森「それがどうしてセクハラになるの!」
社長「それはだなぁ、リラックスしてもらうのに何がいいかと考えたんだが、深呼吸とか人の字とか自分でやっても効果があんまりなかったし、どうしようかと思ってさ。それなら自分がやったことがないことをやるしかないと思ってな」
そう言って、社長はばつが悪そうに頭を掻きだす。そんな社長を頬を丸くし拗ねた様な涙目のまま金森は見つめて、
金森「それで、思いついたのがセクハラってこと? ひどいよ、社長」
社長「す、すまんすまん。笑うのはリラックスだと言うし、いい考えだと思ったんだが」
金森「社長が人の緊張しているのに付け込んでセクハラする人だったなんて。挙句、人の胸触っておいて薄いとか言うし」
社長「薄いって言ったのは自分だろうにってすまんすまん、謝るから許してくれ」
涙目からより眉をよらせて半泣きに進化しそうになったのを見て取り、社長は平身低頭と言った体を慌ててとる。やはり、良く分からん事をするのは誤りだったか。
金森「……もういいよ、触られたのは取り返しがつかないし。それに、効果がなかったわけじゃないみたいだしね」
社長「ほ、本当か!」
下げていた頭をがばっと起こした社長に、金森は苦笑と言った体のかすかな笑いを見せながら、
金森「うん、何だかすっとしちゃったみたい。変なの、刺激が加わったからかな」
社長「そ、そうか。それじゃあ、今度から緊張した子を見つけたら、胸をもむというのを追加してみるかって半身になるな冗談だから!」
金森「もう、調子に乗るんだから! セクハラなのは変わらないんだよ!」
社長「悪かったてば、この通りだから!」
手を合わせて拝むように頭を下げる社長に、金森は仕方がないなあと言う風に首を振り、
金森「まったくもう、すぐ調子に乗るんだから。あ、そろそろ時間だから行くね、社長」
社長「お、おう! 頑張ってこい」
背を向けた金森に社長は声をかけておく。歩く姿は少なくとも、かちっこちといった様子ではないので、本人が言ったように緊張は多少取れたらしい。多少ほっとしながら、社長は彼女の後姿を見つめていると、金森は、ドアの前でくるりと振りかえり、
金森「それと、ありがとう! 心配してくれて!」
そう、はにかみを含んだ明るい笑顔を残して会場に行った。
社長(……ま、なんだ。かわいいよな、やっぱり)
社長も、何だか照れくさくなって顔をかきつつ、自身の仕事をするため部屋から出ていった。

続く?
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