レッスルエンジェルスシリーズの妄想を放り投げるプログでした。今はゲーム話とTRPGがメイン?
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レッスルSS ツケの支払い 中編 『鬼か蛇か』 ver1.12くらい
ノリノリで書いたみたSSその1。書いた人間がノリノリだったからといって読んで面白いかどうかは分かりません、はい。SS、『ツケの支払い 前編』の続編となります。
暫定版と書いているのは(もう書いてませんが)書いた勢いでそのまま乗せているからです。端的に言うと誤字修正等してない。すいませんごめんなさい。
で二時間後くらいに改めてみるとちぐはぐな観がして仕方がない。ぬぬぅ、文章は難しい。そしてバージョンはすぐ挙げる、とりあえず1.1くらい。

キャスト ウィッチ美沙 金森麗子 ライラ神威 WM社長

内容 その笑顔に宿るは…

続きからより。左のような能力値ですので、皆様方のイメージや公式設定と多々異なることがあります。また、性格、設定、その他は基本的に妄想と捏造です。お読みになる方はご注意&ご容赦ください。またキャラによっては不当な扱いもしているかと思います。こちらもお許しください。あと、プロレスの常識等にも反しているかもしれません。どうぞご寛容のほどを。

どうでもいいですが、語彙貧困なので、たまに言葉に困りますな。いや、綺麗で整ってるけど機械的過ぎる、みたいな感じを二語くらいで表したかったのですが、そういう言葉に該当するのが瀟洒だとか洒脱だとかしか見つけれらなかったもので。おしゃれすぎる。
後は、綾とか眞鍋とか聡美とかの寸評をもう少し詳しく書きたかったのですが、あんまり美点以外を捏造過ぎるのもどうよ、とも思うし。ふむ、SSとは難しい。まあ、こんな細かい所気にする以前にもっとしっかり重要な所を~ というのは当然なんですが。
風月会○周年興行試合会場。選手控え室。県民ホールを利用した会場は、汚れ一つない清潔さでキレイに整っている。しかしあまりの手垢のなさから温かみがなく、背伸びと今風への媚が滲み出て逆に俗っぽく感じる。綺麗すぎても駄目、加減ってのは難しいもんだな、などとライラは独りごちる。興行は中盤となりライラの試合もすぐそこである。なるべく集中を高めたい所なのであるが、
風月会社長(以下WM)「う~ あ~…」
ドアの前で中年デブがなにやら呻いていて、ウザい。下らない思考で意識を逸らしたくなるくらいには。
先ほど会場を見たところ、席の埋まり具合は大体8割、収容可能人数が3000人だそうだから大体2500人くらいといった所か。この団体の普段の客は大体1000行くか行かないかなので、中々の盛況と見るべきであろう。会場も中々の熱気、心配することなぞ無いはずである。
心配りは大事だが、ホント加減は難しい。だからカツラになるんだ。
WM「や、やっぱり言っておいた方がいいかな…」
辛気臭い顔でチョロチョロされては胸糞悪い。
ライラ「ったく… おい!」
びくっとした反応。気づかれてないと思っていたのだろうか。
ライラ「気色ワリぃから、こそこそしてネェでこっち来い」
声をかけてやったのに、尚も躊躇していやがるので睨みつけて促す。観念したのか、恐る恐る入ってくる。
WM「な、なんだい?」
ライラ「それはあたしのセリフだ。さっきからびくびくと覗き見しやがって。何か用があるのか」
もっとも、要件なんぞ予想がつくが、
WM「その、君の試合の事なんだが…」
やっぱりか。
ライラ「なんだよ」
WM「その、こんな事を言うのもあれなんだが、その無理して来てくれて、あの、あんな可愛い子だし、ね。なるべく、その、荒っぽいのは…」
ライラ「あんな奴でもレスラーなんだぜ、社長さんよ」
下らない心配をしやがって。色々イレギュラーでテンパッてるんだろうが、世話の掛かるオヤジである。
ライラ「覚悟くらいトックにあんだろうよ。しかも、自分の口で了承すらしたんだぜ?」
そう言ってじっと見詰る。…中年社長殿は目を閉じ、しばし黙考といった塩梅から、
WM「…うん、そうだね。君の言うとおりだ。あの子にも君にも失礼なお節介だったね。すまない」
ライラ「ったく。…それに、そんな心配は要らないだろうしな」
ボソッと口の中でつぶやく。
WM「うん? 何だい?」
ライラ「別に」
こちらも確信ではない。
WM「そうかい? じゃあ、最後に一つだけ」
ライラ「あ? っ!」
こちらが聞くより早く、WM、いきなりライラの胸倉を掴み、目と目がぶつかるくらいに引き寄せてくる。
WM「つまんねえ試合すんじゃねぇぞ」
声は平坦、目も平坦。されど鬼すら竦ませる気合を宿す。ライラ、
ライラ「誰にモノを言ってやがる」
虎狼の笑みを浮かべ、胸倉を掴み返し睨み応える。数十秒程の、ライラの感覚では数分ほどにも感じたが、空白のあとWMが手を離し、いつもの柔和な笑みに戻り、
WM「うん、じゃあ頑張ってきてくれ」
ライラ「言われるまでもねぇな」
そう言ってライラも手を離し、控え室のドアに向かう。

さて、あの団子から出てくるのは鬼か蛇か。


同時刻、NJWIの選手控え室。

麗子「お疲れ~ 美沙ちゃん。いい試合だったよ」
麗子、試合が終わり戻ってきた美沙にねぎらいの声をかける。
美沙「ふぃ~ どうもなのです。しっかし、ここの人たちは荒っぽいのです」
美沙はそう感想を口にする。NJWIの試合も相当激しかったりするのであるが、ここの激しさは趣が違う。何処かスポーツのようなお上品さがあるNJWIのリングに対し、ここのリングは野試合といった乱暴さを持つ。殺伐としているというか何といか。
美沙「綾っぺ達が指名されなかった理由が分かる気がするのです」
こんなある種の問答無用さを持つリングでは、綾や眞鍋ではスタイル的に辛いし、聡美では対応に時間がかかり余計なダメージを負う危険がある。
麗子「へぇ。でも美沙ちゃんを見てる限り、問題なさそうだったけど?」
美沙「美沙なら魔法(分析力)である程度備えられるですしね」
もちろん、市ヶ谷や南、氷室なら問題はまったくないが、試合に至った経緯と彼女達の『格』を考えれば、参加させるのは無理がある。
麗子「何にせよお疲れ様。ウォームダウンはした?」
美沙「もう済ませたのです、しかし…」
麗子はこんな喧嘩みたいなリングで大丈夫なのであろうか。確かに如才ない所はあるし適応力は高いのであるが、
麗子「う~ん、そっかあぁ。わふ…」
伸びをして小欠伸。そのトロっとした顔を見ていると荒事に向いているとは思えない。
美沙「しかも相手はあのライラさんですしね…」
文字通り相手を壊しかねない程の危険さを持つレスラー。そんな人にこのぽやっとした先輩が当たる。話が出たとき、本人は何も考えず了承していたようだが…
麗子「どうしたの? 美沙ちゃん」
美沙「麗子さんを心配しているのです。麗子さん、ライラさんに目をつけられているのです」
麗子「め?」
きょとん、とした顔をされる。まったくニブい、と美沙は思う。わざわざ風月会の社長が出てきて、ほとんど接点もないライラと麗子の試合が組まれた。美沙が見た所、あちらには躊躇がある、つまり想定外のこと、それが意味するのは…
美沙「今回の試合、おそらくライラさんが強引に希望したことなのです。ライラさんは麗子さんを、痛、いや、その、相手にしたがってるのです」
麗子「へぇ? 何で?」
とぼけた声、一切緊張感はない。ほんとにもう… そもそも風月会の社長が自ら頼み込んだきたのである。普通は変だと思うであろう。社長も何で止めなかったのだろうか。
美沙「…恐らく、映画館の時のが尾を引いているのです。あれで変な印象を持たれたのだと思うのです」
麗子「ふ~ん? まあ、何にせよ、う~んと、光栄って言うのかな? 指名してもらえるなんてありがたいことだよね~」
美沙「はぁ?」
この人は何を言ってるのだろう。
麗子「だってライラさん、私より上の人じゃない? しかも別段、親しいわけでもないし。そんな人がわざわざ自分から相手してくれるなんて滅多にないよ」
なんというプラス思考、というか何も考えてないというか…
美沙「…麗子さん、よ~く聞くのです」
麗子「何?」
このちょっとお花畑入ってる先輩を、このまま放置してはどんな目にあうか分かりはしない。何だかんだで気の利く優しい先輩で、美沙自身も何度も世話になっているのだ。もし最悪、壊されでもしてしまったら堪ったものではない。
美沙「いいですか、麗子さん。ライラさんは危ない人なのです。そんな人がちょっと会った小生意気な若手に指名をかけたのです。それはつまり、身の程を分からせるつもりであるということなのです」
麗子「えっと、どういう意味?」
美沙「要はライラさんは麗子さんをいたぶるつもりなのです」
麗子、鳩が豆鉄砲を食らったように目を丸くし、しばらくしてクスクス笑い出す。
美沙「な、何で笑うのです」
麗子「だって美沙ちゃん、心配しすぎなんだもん。ふふっ、おかしい♪」
つぼに入ったとばかりに、くくくっと笑い続ける。美沙、
美沙「で、でも」
麗子「ちょっと話しただけで、そんなこと考えるわけないじゃない。飛躍しすぎ。大体、映画館の時だって別に怒ってなかったし」
それはさすがに肯んじえない。
美沙「それは麗子さんがニブいだけなのです」
麗子「あ~ 酷いんだ」
まったく真に受けてないことを伝える口ぶり、少々苛立ちを込めて、
美沙「美沙はホントに心配しているのですよ。もう少し真面目に…」
麗子「もし仮に、美沙ちゃんの言うとおりだとしても、ね」
少し言葉を切り、美沙に対しにっこりと笑みを作りながら、
麗子「大丈夫、心配ないよ♪」
その笑顔を見たとき、我知らず美沙の体にゾクッとしたもの走り抜ける。自分の直観が、麗子が垣間見せてくれた『何か』に反応したのだ。
二の句を継ぐ事ができず、二人の間に沈黙が降りる。
走り抜けたものが何であるかは寸刻で分かった。それは、強い人間に、市ヶ谷とか南とかに相対した時感じる、畏怖だとか、戦慄だとか言うもの。
美沙(…忘れていたのです)
この人が、数多いる若手の中で、あの市ヶ谷麗華を認めさせることが出来たレスラーであること。そして、信を受けNJWIの若手筆頭を任せれていること。南や氷室がそれを当然と受け止めていること。その理由が、ただスタミナがあるとか、気が利くとか、年次が一番上だとか、そんな些細なことではないのだ。
麗子「それにもう、受けちゃったしね~ 自分で受けといて特に理由もなく断れないよ」
美沙(社長もそれを分かってるから、指名したのだしライラさんの試合を受けたのですね…)
微笑みの中に宿っていた、何か。本当の意味で『強い』と言われるレスラーが須らく持っているもの。普段はポヤヤっとした雰囲気に隠されていてほとんど気付かせてくれないが、確かにそれは、この人の中にも確固と存在するのだ。
麗子「ん? そろそろ時間っぽいし、行ってくるね。応援よろしく!」
美沙「も、もちろんなのです! 美沙は誠心誠意精一杯力の限り応援するのです!」
上ずった声を上げる美沙の姿を見、少々照れた様子で笑い、
麗子「あはは、そんな大げさな~ ま、頑張ってくるからね」
麗子、そう言って控え室を出て行く。美沙、麗子の後姿をやや陶然としながら見送る。今日はすごいものが見れるかもしれない。その直観は確信に近く、美沙の心を震え上がらせる。

さて、美沙が見るのは鬼でしょうか蛇でしょうか…

続く?
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