レッスルエンジェルスシリーズの妄想を放り投げるプログでした。今はゲーム話とTRPGがメイン?
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久しぶりのレッスルSSっぽいもの 耐久力
レッスルエンジェルスのSSです。金森と社長で。まぁテキトーに温い内容です。キャラの性格などの独自解釈他多数なので、注意してください。かなり久しぶりだしー。続きからより。ちなみに多分続きますが、別にオチも山もないのでテキトーにどうぞ。

「よう、金森」
「あ、社長。こんにちはー。それともこんばんはかな?」
 夕方、寮のロビー。黄色いジャージ姿にヘッドフォンの金森が、ソファーにちょこんと座って、ノートパソコンを眺めていた。
「どっちでもいいさ。ところで、何見てんだ?」
「こんなの」
 カチッと金森がマウスをクリックすると、映像が流れる。
 紐で縛られた女性が、鞭で打たれて変な声をあげていた。
「・・・・・・何を見ているんだ、お前は」
「え? エスでエムな大人のビデオだけどイタっ」
 思わずゴツンと手が出た。
「もう! 何するの!」
「何するのじゃねーよ、何をみてんだ! 何を!」
「だからぁ、エスでエムな」
「そうじゃなくってな! そもそも何でそんなもん持ってんだ!」
「うーん? 後輩の子にジョークで貰ったから、せっかくだし見てみたの。面白いよ?」
「面白いってお前……」
 ほわっと屈託ない笑顔の金森に、思わず社長は脱力する。
「変な趣味に目覚めんなよ?」
「変な趣味ってどんな趣味?」
「いや、それは・・・・・・」
 さすがに口ごもると、金森は唇にその小さな手を当て、くすくすしていた。
 からかわれたらしい。
「ったく、お前ねぇ」
「ごめんなさーい。でも面白いのは確かだよ?」
「いや、だからそれはどうなんだよ?」
 曲がりなりにもアイドルレスラーが、そっち方面のビデオを見ているというだけで色々と問題なのだが。
 渋い顔の社長に対し、金森は何故か得意げに、くいっとその胸を張り、
「痛いのが気持ちいいってのが大事なんだよ、うん」
「何が大事なのかまったく分らん」 
「鈍いなぁ社長は」
 勘の悪い新人を教える先輩のように、金森は人差し指を伸ばして振りながら、
「だからさ、痛くなければ試合でも、色んな技に耐えられるじゃん? 痛くないんだから」
「あー」
 社長もやっと合点がいく。合点がいったから、どうだという話でもあるが。
「・・・・・・お前はどうして、そんなアホなことを思いつくんだ?」
「あー! アホとか酷いんだ! むしろそこは、頭いいって褒めるところでしょ! ろんりてきなきけつからこーどーを導き出せてるんだからさ!」
「論理的な帰結ねぇ」
 根っこにあるものが間違ってたら、論理も妄想に堕すわけであるが。
「真面目にする話でもないが・・・・・・、だいたい、このビデオは痛いことが気持ちいい人を観察するビデオで、痛いのが気持ちよくなったりしないだろう?」
「そこはそれ、あくまで発想を頂いたってだけだし、参考にするだけだよ、うん」
「何の参考にするんだよ」
「それは、例えばさ、痛みを気持ちよくするための練習には何使うとか? ロウソクとかは耐えられそうじゃん? 簡単に見つかるし」
「一応、言っとくが、ああいうので使うロウソクは、普通のより低温で融けるから、耐えられるんだぞ? 普通のロウソク使ったら火傷するからな」
「おおう、そうなの? よく知ってるねー社長。どうして知ってるの?」
「・・・・・・どうしてだっけなぁ?」
 この種の無駄知識をどうして仕入れたかは、自分でもよく思い出せない。
「やったことあるとか?」
「ないから」
「ないのかー、残念」
「なんで残念なんだよ」
「経験あるなら、試してもらえるじゃん?」
 屈託なく素で言われると、とても困る。
「ま、まぁアレだ。ああいうのは、怪我には繋がらんよう、色々な工夫が凝らされてるわけだ。そういうところはプロレスと似てるっちゃ似てる、と言っていいのかなぁ?」
「いいんじゃなーい? そうすれば私はアホじゃないってことにもなるし!」
「そういえば、そういう話だったな・・・・・・」
 正直、馬鹿馬鹿しいのだが、ふっふーん鼻を鳴らして、ポこんと丸い胸を突き出す金森を放っておくのも不安だ。
 社長は、首を傾けてアレコレと理屈を考え始めた。

・・・・・・続く?
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